XEONについて調べたこと

intelのCPU、「XEON」について調べたことのメモ。XEONで自作ができるものなのか気になったので簡単に調べてみた。


XEONには大きく分けて、3000系、5000系、7000系の3つのシリーズがある。3000系はユニプロセッサ(プロセッサひとつ)、5000系はデュアルプロセッサ(プロセッサふたつ)対応で、7000系マルチプロセッサ対応(4つ以上のプロセッサ)。それぞれ構成するには対応のチップセットが必要。
また、それぞれ、クロックやコア数、対応する機能の違いなどでいろいろなグレード(世代の違い?)がある。基本的に数字が大きい方が上位モデルのようだ。


3000系と5000系の新しい世代(3500番台、5500番台)は基本的にCore i7と同じような構造だが、メモリがECC対応になっている。Hyper-Threading対応、QPI対応、メモリコントローラ内蔵など。メモリはDDR3に対応。7000系は7400番台(世代がひとつ古い?)までしかなく、こういう機能がない。

ソケットも世代によって違う。3500番台、5500番台だとLGA1366というソケットに対応している。


マザーボードには、LGA1366対応のものが必要。Core i7XEONの両方に対応している製品もあったりする。CPUを何個搭載できるかはチップセットによって決まっている、というかソケットがいくつあるかによって決まる。普通に買えるのはデュアルプロセッサまでのような。4つ以上に対応するマザーボードkakaku.comで見当たらない。デュアルプロセッサ対応だと価格帯は5万〜8万といったところ。メモリスロットがたくさんあり、大量のメモリを積むのが普通らしい。


ケースはSSI-EEBという規格が最近多いらしい。前はE-ATXというのが多かった?
E-ATXが 305mm×254mm、SSI-EEB*1が12"x13"(304.8mmx330.2mm) らしい。SSI-EEBだとケースの選択肢がすくないらしい。


というわけで、自作しようと思えばできないことは無さそうだが、値段はそれなりに高くなりそう。ケースが見つかるかどうかがポイントかもしれない。


参考
インテル® プロセッサー搭載のインテル® サーバー製品
価格.com - マザーボード スペック検索・性能比較
2007-02-25
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