速い方がいいじゃない

こんな記事がありました。
PCの高速化を巡る“果てしない追いかけっこ” (1/3) - ITmedia NEWS
この記事、ようするに「そんなに速いPCなんていらないじゃん?」と言いたいのでしょう。「みんなメーカーに踊らされてるぞ」ってな感じで。
でも、「速くて大容量な方がいいに決まってる」と思いません? PCが速くて大容量になったから、音楽聞いたり、DVD観たり、TVを録画したり、デジカメ写真をいっぱいため込んだり、CG描いて遊んだり、ビデオ編集したり、いろいろできるようになったわけだし。
別に、PCが速くなったあとにやりたいことが出てくるんでも、やりたいことができなかったからPCを速くするんでも、どっちでも同じだと思うのですよ。結局、PCが高速大容量になったからできることが増えて、世界が広がっているのだから。
この記事のように、ユーザーのニーズよりメーカーの性能競争が先に立つのは不自然だっていう意見も分かります。けど、PCみたいな汎用的な機械は、性能競争が先でもいいと思います。速くて大容量なPCができた。これならあんな事やこんな事ができるかも。やってみよう。やっぱりできた。楽しい。これでも十分健全ですよね。
汎用的な機械だから、進歩したことで今までとは違う事ができるようになる。誰かが新しい「できる事」を思いついてみんなに広める。健全だし、なによりエキサイティングです。「PCってもうそろそろこの辺でいいんじゃないの?」で止めてしまうのは、少し寂しい気がします。こんなふうに思うのは一部のPCマニアだけなんでしょうか?

そうそう。今は何に使えばいいんだかいまいち分からない「人型ロボット」だって、進歩すれば、いつか誰かがいい使い方を思いついて、欠かせないものになるかも知れませんよー。
みんなそこに期待してるんじゃないのかな。