薄型テレビのサイズの選び方

薄型テレビもちょっと前と比べるとだいぶ安くなりましたね〜。1インチ1万円って言ってたのがいつの間にか1インチ5000円に近づいてるし(それでも高い商品な事に変わりはないけど)。買う方はありがたいんだけど、売るほうは大変だろうなぁ、と思ったり思わなかったり。


で、
第1回「いまこそ買い時! 薄型テレビ選びのコツ」 - ITmedia NEWS
ここのサイトで薄型テレビ選びのコツが連載されるようです。

確かに薄型テレビはいろんなメーカーからいろんな機種が発売されているので、どれを選んでいいのやら分からないと思う。液晶とプラズマと何が違ってどっちがいいのか?とか、難しい事もいろいろあるだろうし。機能にしてもどんどん複雑でややこしくなってる気がするし、画質も各メーカーごとで違ってるし、選ぶのは本当に難しい。とはいえ、値段やデザインだけで選んで後で後悔するのもイヤなので、どう選べばいいのか?のポイントが分かるのはありがたい。


このサイトを見てて思ったのだけど、「始めはサイズの選択から」というのはそのとおり。サイズをまず決めるのがいちばんだと思う。置き場所の都合もあるだろうし。サイズを決めて絞り込んでからメーカーごとの比較とかをしていった方が比べやすいと思う。サイズの決め方は、紹介されているとおり、

従来のテレビよりも高精細なハイビジョン映像を視聴する場合には、画面の高さの3倍の距離まで接近可能とされているので、この算出結果と、実際の置き場所を勘案すればいい。おおまかにいえば、6畳程度の個室であれば32型以下となるだろう。また、リビングであれば最低でも32型で、一般的には37型以上を選ぶ場合が多い。

という感じになるかな。ちなみにこの「画面の高さの3倍」というのは、16:9のワイド画面ではその距離がいちばん臨場感を得られる視聴距離なんだそうだ。ここで詳しく説明されているけど、「画面の高さの3倍」で見ることを前提に必要な解像度を計算すると、ハイビジョン(走査線1080本以上)が必要になったということらしい。臨場感を得る事を目的に考えていった結果、「16:9」で「画面の高さの3倍の距離で見る」ために「ハイビジョンの解像度」が必要となったわけで、ワイド画面にもハイビジョンにもその視聴距離にもちゃんと意味があるのだ。


そういうことを考えてテレビのサイズを決めればいい…のだけど、本当は、買おうと思ったサイズのひとつ上のサイズを選ぶのがいい、と僕は思う。実際に薄型テレビを買った人の話を聞くと「もうひとつ大きいのにすればよかった」と言う意見を聞くのだ。買って部屋に置いたときは「ずいぶん大きいな」と思ったそうだけど、しばらくするとすぐ慣れるんだそうだ。で、たまたまもう一回電気屋に行ったりしてテレビ売り場を見ると、「やっぱ、もう少し大きくてもよかったな…。」と、ちょっと後悔するらしい。50インチや42インチと比べたら37インチや32インチってだいぶ小さく見えるからね。なので、置き場所と予算に余裕があるのなら、狙ったサイズのひとつ上を考えてみるといいと思う。

ただし、これは32インチ以上の大きめのサイズのテレビの話。26インチ以下の小型の場合は、そもそも大画面を求めてないので、「ひとつ大きいのでもよかった」とか思わないんじゃないかな、と。


というわけで、薄型テレビを選ぶときはまずサイズを決めましょう。思ってるよりちょっと大きめがいいんじゃない?ということでした。